世界遺産の春の吉野へ

吉野へは社会人になって紅葉で一度行きましたが、桜の季節は20年ほど前。

その時は、中千本が満開で、上千本はまだ蕾が多かったのでそこで引き返した記憶があります。今回はその先がピークでした。

その結果、なんと下千本から奥千本まで歩き倒しました!!

中千本のピークはきっと先週だったのでしょうか。葉桜が目立っていました。

きっと満開だったら圧巻だろうなぁと、ちょっと残念だなぁと思いながら歩き始めました。

まず最初に行き着くのは金峯山寺(きんぷせんじ)です。

金峯山寺を越えると旅館やご飯屋さんが並んでいます。

食べ歩きもできます♪

葉桜が目立つ中千本。

天気がよく、光がさして綺麗でした。

遠くで桜の花びらがひらひらと舞っていて、光に照らされてキラキラしていました。

そして、坂道を登っていきます。登山用のスティック両手に持って歩いている方がちらほらいらっしゃって、とても羨ましかったです。

登山用のスティック兼カメラ用の一脚にできたらめっちゃいいなぁと個人的には思います。笑

ひたすら坂を登り続けて、気づけば上千本の花矢倉展望台まで。

絵の具とキャンバスが置いてあり、思い思いの絵を描いていける

素敵なアイデアスポットがありました。

そして、ここはよく見るThe・吉野の世界が広がっていました。

おそらく一番のレギュラー的吉野の桜の楽しみ方は、中千本がピークだったら、下千本、金峯山寺、中千本を歩きながらお花見をして、ここまで来て遠くから金峯山寺蔵王堂から続く桜の花道が見るのがおすすめかもしれません♪

そしてまた、歩き始めます。

時々道の端に、満開で咲いていたりしていましたが、どんどんピンクの桜がちらほらと見えるようになってきました。

そして、上千本エリアの吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)に到着しました。

とても風情があるというか、

なんとなく違う時代の空気が流れているような、歴史を感じる佇まいでした。

休憩がてらひとまわりしたら、またまた坂道を歩きます。

10分ほど歩くと、高城山展望台はあっち。という看板を見つけ。

のぼってみるか、どうするか悩んだのですが、とりあえず行ってみることに。

登り始めた後の後悔!!!!

花矢倉展望台は道から逸れるだけだったので、同じような感じかと思ったら…

ひたすら続く急な階段💦

来るんじゃなかった!ったと後悔しながら必死に登ると、後悔が吹っ飛びました!!!

少し葉桜ではあるものの葉っぱが赤いので葉桜感が少し薄く感じられました✨

広々とした休憩スペースでもある展望台の目の前が桜の木一面。

ここで中千本で購入した葛餅を食べることに✨

なんと東京のくず餅と関西のくず餅は別物のようです。

東京は久寿餅。原料が違うそうです😲

という豆知識を置いておきます。笑

そして展望台の反対側…前方に見える桜が咲いてるエリアがあります。

果たしてあれが奥千本なのだろうか…

もしもそうだったら、あんな高くてあんな遠いところを目指すのかとちょっと絶望的でしたが

この距離感をここで想像していたので思ったより早く奥千本にはつきました。

そしてもう一息というところ、この鳥居さん。「修行門」….?!

とうとうこの修行の坂道の先に目指す金峯神社があるのではないか!!!と門をくぐりました。

人が並んでいるなと思ったら、こちらの写真スポット(?)に並ばれているので、とりあえず綺麗そうだったので並んでみました♪

⇩この写真が撮れました。

天気も良く、きっと中千本が満開時だったらここまで来ないので、貴重な体験ができました。

そしてやっと一番上の金峯神社へ到着です!

あまりにもしんどかったので、記念に御朱印をいただきました。

足が痛いので、バスで帰ろうとしたら、なんと待ち時間40分。

降車バス停の中千本まで歩いて40分。

悩む選択です。

下りオンリーならなんとかなるだろうと歩きで帰ることに。

もちろん翌日はバッチリ全身筋肉痛でした。

次はいつ行けるかわかりませんが、

中千本満開時に中千本と、上千本から見える金峯山寺と桜を見たいものです。

とてもとても楽しいお花見でした。

使用カメラ/レンズ  α7c/七工匠 35mm*5.6f固定*MF